その自由度と使い勝手の良さで有名なモレスキン。
ポケットタイプのプレーン、2冊目突入を記念して「つかいかた」を考えてみます。
1冊目はその自由さ故に、戸惑いがありました。ただでさえ値段の張るノートブック。有効に使いたいが、もったいないと思って書きこまなくては、意味がない。このMOLESKINEというノート、洗練されているというイメージが強くあったもので
Moleskine Pocket Squared Notebook Classic
ぜひ中身もセンスよくしたい!と思ったのですが、無理くりに創ったとしてもしょうがないですもんね。
そこでノートを書き出す前にハッキリさせたいポイントとして、
これは人に見てもらいたいものなのか、自分のためだけのものなのか。
まずはそこを決めてしまおうと考えました。
世のクリエイターの方々は、人に見てもらうものとして、ユニークな使い方を発明していらっしゃいます。 もう本当に見ているだけでワクワクしますね。
必ずしもMOLESKINEでないと出来ないことばかりではないかもしれませんが、歴代のアーチストたちに愛されてきた
書くことを刺激される不思議なノート、という魅力が根底にあるのかもしれませんね。
僕もやってみたのですが出版物等の「切り抜き」を貼付けるとき、
MOLESKINEのハードカバーのありがた味を感じました。
カバーが厚いこともあり、全然ヨレません。
映画や演劇のチケットを見開きの左に貼付けて、右にレビューを書くというページの使いかたは、確かに無駄がなく便利。
自分だけのデータベースをつくることも出来そうですね。
さて僕の場合は、1冊目を見返すとメモや、アイデアの走り書きがほとんどでした。
それから、マインドマップ、やマトリクスです。
これらを使って、アイデアの始まり〜改良〜完成までのプロジェクトの進行を漏らさず書き残しておくことで、次回の参考になります。
「自分しか見ない」ということがハッキリしていると、何でも書き込めます。買い物リストやペットの体調、恋人とのやりとり等など
なんでも書き込んでしまいましょう。
客観視するきっかけにもなりますし、思わぬところからアイデアに成ることもあります。
また、ノートの端にページ番号を打つ、これもオススメです。
モレスキンのポケットタイプで貯まったアイデアをさらに突っ込んで考えるときには、大きなサイズ(A4程度)のノートを使って考えるようにしています。スケッチなども、大きなサイズのグリッドタイプだと個人的には作業しやすいです。
良いと言われるものには理由があります。
最初手にしたときは、評判だけで買ってみたので正直どんなもんじゃいと思っていました。
1冊使い終わっただけで色々と気づきがあるものです。
「自分なりのつかいかた」を見つけていくことが楽しみですね。
これから長い付き合いになりそうです。
Text : 小佐直寛(Naohiro Kosa)
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