Freerange Recordsから2009年に発表された、Manuel Turのシングル。ディープなテックハウスでありつつ、随所にソウルフルな本作。リリース時、若干23歳であったことも驚きのクオリティである。
収録曲の中でもA1 のIan Pooleyのリミックスは絶妙で、
立体感のあるリミックスに仕上がっている。とくにイントロのJET系のエフェクトの使い方が面白く、印象深い。
一聴すればそれと分かる、のっけからクセになるイントロ。うねりをともなって押し寄せてくるベースに、煙たい感じのソウルフルなVOICEサンプル。1分を過ぎたころからメインのキックドラムが入ってきたら、自然と体が動いていることに気づくでしょう! Buy :amazon music
定番だけど順を追ってきちんと展開があるところが好きなのだ。(定番の展開でここまで惹きつけるのは、凄いことですよね⁈)
JIMPSTER主宰の老舗レーベル<Freerange Records>からのリリースで、10年ほど前の作品でしたが、色あせることなく良曲はいつまでも良曲。改めてこの界隈を探索していきたいと思いました。
Soundcloud: Manuel Tur https://soundcloud.com/manueltur
: Freerange https://soundcloud.com/freerangerecords
なお、このレコードは、自身もDJとして国内外でプレイされているRyoma Sasaki氏が運営している京都のレコードショップ、”Transit Records Kyoto“で試聴し、購入した。(2012年ごろ)
あなたのレコードコレクションにもぜひ!
Text : 小佐直寛(Naohiro Kosa)