面白かった本。役に立った本。誰かに読んでほしい本。そんな本たちの次なる行方を作りたい。
読めば読むほど増えていく本の冊数。本棚を増やすのもひとつの手だと思いますが、そんなに大きな場所がない。背表紙を眺めるだけでも思考は回り始めるから残しておきたいものだけに囲まれてもいたい。本を捨てるのって、忍びない。資源ごみで括られて置かれている本があればつい、背表紙を見たい衝動に駆られます。そういうわけで、誰か読みたい人があればぜひその人の元へ届けよう、と”FREEBOOKS”という取り組みを始めてみました。これまでに10回以上、開催していて、20冊ちかい本が、誰かの手に渡ってきました。誰に渡っていったのかは、わかりません。こういうのってなんだか楽しいですよね。

「FREE BOOKSってなんだ?」 はこちらから
FREE BOOKSは一方的に渡しているだけですけど、こういう本のやり取りには以前から興味がありました。MDやカセットテープにオリジナルの選曲をして友達同士で交換したり、楽しかったですよね。あと、外国のガレージセール。オーストラリアにワーキングホリデーに行っている時にはちらほら見かけることもありました。日本ではまったく見かけないですね。知らない人が敷地内に入ることになるから防犯上心配だってこともあるのかな。多分僕は「交換」、という言葉が好きなんだと思います。本の交換会で言うと大規模なものでは、ほぼ日で知った「前橋ブックフェス」なんかはアーケードを活用していて、こんなに大規模に展開していて楽しそうです。地方都市にはアーケード商店街がありますから実現は可能なのじゃないか、などと想像が膨らみます。
スマートフォンでデータのやり取りが簡単に出来てしまうので、なんでわざわざと言う気もしますが、選曲したCD-Rを交換する。文庫本を交換する。コレクションからレコードを交換する、などなどアナログなやり取りをもっとしたいと思っています。取り組みが進んできたらまた記事を書きたいと思います!
Text: 小佐直寛(Naohiro Kosa)