BROTURES YOKOHAMA 組み上げ+AFFINITY PRO チェーンリング50T”
みなさんお久しぶりです。緊急事態宣言が出ていて行動に制限のあるゴールデンウィークですが、いかがお過ごしでしょうか。5月3日と4日は、雨の合間のいい天気。僕たち自転車好きには最高のサイクリング日和でしたね。
この記事では、前回のトラックバイクの記事でお知らせしていた“AFFINITY CYCLES – METROPOLITAN 2021” BROTURES YOKOHAMA 組み上げをお願いしました〜の続き、カスタム完成車の紹介を中心に書いていきます。Brotures Yokohamaで自転車が組み上がったのは3月末。納車いただいてから、ずいぶん日が経ってしまいましたが、気持ちは冷めるどころかますます上がる一方。熱くるしめの文章になりますこと、ご了承くださいませ。
なお、Brotures 横浜の公式ブログでは、組み上がっていく様子を記事にして掲載してくださっていますので、ぜひご覧ください。
▶︎BROTURES横浜 (公式ブログ)(*テキストは佐藤さん 、写真は中瀬さん)
それでは、さっそく車体の写真から。
なかなか渋いですね。カラーはAFFINITY CYCLESのベーシック・カラーである、”FILM GRAIN”を選びました。数あるスポーツ自転車の中で、わざわざトラックバイクを選ぶ。それは利便性よりもスタイルに重きを置くことである(ですよね)と僕自身は思っているわけで、当然、カラーにもこだわりたかった。AFFINITY2021の今季のカラーは3色展開で紹介されていましたが、中でもこのカラーが良かったんです。グレー系の主張しすぎない色でしっくりくる点(イメージの上でのブルックリン感がある)。それに、カラーのネーミングセンスが、さすがだと。カラーの説明としては、「グレーメタリック」で事足りるのですが、そうとはせずに一捻りくわえる。AFFINITYのフレームのタフさ・信頼性はもとより、こういう細部にもピッタリな言葉を選んでこれる自転車ビルダー/メーカー。そりゃあ、みんな惹きつけられるわけだ。納得です。
ちなみに、ですけど”FILM GRAIN”とは、なんでしょうか。この用語、とくに自転車に関わる言葉ではありません。カメラが好きな方や、デザインで写真や動画素材を触る方ならピン!とくる言葉ですが、写真の場合、《graininess》は、フィルムの粒子の細かさを表す言葉です。一般に、粒子が荒い、細かい。という風に使います。インスタグラムやVSCOでも、粒子の調整を行うことで、わざと劣化させた表現を用いますよね。高画質で撮影した写真の粒子を粗くすることで、フィルムカメラのような味のあるノスタルジックな風合いを表現できます。
※FILM GRAINについて詳細を知りたくなったひとは、リンク”FILM GRAIN”とは、なんでしょうか。から、飛んでみてください。英語サイトですが動画もあり理解しやすいです。
FILM GRAIN
この写真も、すこーし粒子を荒めに調整しています。ザラっとした雰囲気のある感じになっていますかね?
話は戻り、AFFINITYの車体カラー”FILM GRAIN”のネーミングは、Visual加工でもちいる用語にインスパイアされていると予想できます。(我ながら、ストーリーのある商品に弱いなあ。)
こだわりのパーツ
次は、細かいパーツをご紹介します。
ハブやヘッドセットは、タフなPhilをえらび、
シートポストやステムは、精巧なTHOMSONで組みました。
暑い夏も雨の日も冬の凍った道の上も雪の日も、毎日毎日年がら年中通勤や日常で乗るものなので躊躇することなく、第一希望を叶えました(おい。)
ハブは青色にしても良かったかもね。。(フロントだけでも)
フレームから選び、パーツの選択のすべてを Brotures Yokohama佐藤さんにお世話になりました。相談は、すべてメールと電話で。大満足です。 トラックバイク欲しいなあ、あるいは、メンテナンスしようかなと思ったら、Brotures Yokohamaにご相談されてはいかがでしょうか。大推薦です。
アルミ か スチールか
以前のメインは、LEADER725(アルミ)だったので乗り味の違いは明白です。特に、距離10kmを超えるようなライドのときはやっぱスチールの勝ち。体が楽です。アルミはアルミで、クイックな反応、跳ねるような乗り味が好きです。どっちが好きか?と言われると、車体との一体感の高さや段差でも疲れにくいという点で、スチールの方がしっくりくるかな。経年の耐久性も高いし。
中距離ライド
昨日は、早朝から20km先の海浜公園まで行ってきました。信号のない道をペダリングし続けていると自転車との一体感のやばいこと。どこからどこまでが自分の意思で動いている足なのか、わからなくなってました。この感覚は、固定ギアならでは。サイクリング中に記録していたアクティビティ・モニタアプリStravaによると、今回のライドの平均時速は22.8km/時。最高標高は40m。下りの坂道での最高時速は49.7km/時でした(ひやり)。こんだけ速度が出ると万が一の場合が怖い。ヘルメットが要るね。選ぶなら、BERN?
チェンリングのアップデートについて
クランクは見ての通り、Broturesオリジナルのダイレクトクランク、”RIP”ですが、チェンリングを変えています。元は49Tだったのですが、もうすこしスピードを出したかったので、50Tに交換しています。コグは、17Tをつけていますので、ギア比は50T/17T=2.94 となります。スキッドポイントのことを考えると、50Tの次に選ぶとすれば、52Tとなっちゃいまして、ギア比3.06。(51Tは3で割り切れてしまうため、スキッドポイントが1。つまりタイヤの減りがいつも同じ場所になる)52Tは、普段使うにはちょっと重いかなあ。そんなふうに考えての50Tです。
AFFINITY PRO CHAINRING にしたわけ
AFFINITYフレームに合わせて。が、一番の理由。AARNも見た目が好きだけど、日本の代理店のオンラインには在庫がないようだったので、断念。また次回の交換の時に、肉抜き系のチェンリングを選ぶことにしましょう。
アクセサリーの関係ですけど、このフレームバッグいいですよね。手に入らないみたいだし、自作できるかなあ。嫁さんに相談してみよっかな。
自転車乗りにはいい季節になってきましたけど、交通安全には十分気をつけていきましょうー!皆様ご安全に!
Text: 小佐直寛(Naohiro Kosa)