「からだに、気をつけなよ。」そんなふうに、母はよく言ってくれた。地元から離れて暮らしているときで、なんとなくこそばゆくって嬉しい言葉だった。自由気ままなひとり暮らし、けれど食生活の管理は簡単じゃなかった。牛丼チェーンの外食か、割引されたスーパーの惣菜、あるいはレンジでチンごはん。仕事中に飲むものといえば、コーヒーか炭酸ジュース、家に帰れば晩酌のビール。そんな風な食生活をしていると体調を崩しやすくなった。仕事やなにかのストレスを刺激物でごまかしていたのかもしれないね。結婚してからは、妻が作ってくれる食事できちんと栄養を摂れるようになったけど、20代の頃なんてせいぜい野菜ジュースを飲むくらいのもので、栄養のことなんてあまり気にしていなかった。30代も後半にはいっていくると、だんだん無理が効かなくなってくる。気になる生活習慣の改善は、急ぐよりもゆるやかに。まずは、水を飲む習慣をつけてみよう。
水 は 、ニュートラル
当たり前すぎて忘れているけれど、水って、からだにとって、もっとも身近な液体だ。飲むことに限らず、顔を洗ったり、食事を作ったり、お風呂のお湯として使ったり。ヒトに限らず生き物のからだにとって最も身近なもの。空から降ってくる雨も、もちろん水。生き物はみんな、雨に打たれている。雨に打たれながら自転車をこいでいるとき、自然の中で生活していることをつよく実感するなあ。生身の体を通して、外界に触れる時の最も身近なものであり、とっても大切なもの。
硬水・軟水などの種類があるにしても、基本的に無彩色・無味・無臭。飲みくちの基準であり、秤の真ん中に位置するもの。つまり、ニュートラル(中立)な存在。からだに取り入れることによって得られる効果として、いつでも同じリアクションを返してくれるという点でも、ほかに類を見ない。たいていの時、水は受け入れることができる‥と、いつもこんなことばかり考えてるわけじゃないけれど、あらためて。水を大切なものとして扱いたいな、と思いまして。
心身の状態を保つために
医者のススメもあり、一日1L以上の水を飲むようになってから、意識的に水を飲むことが自分の均等(バランス)を保つのに一役買っているのかもしれない。と、考えるようになった。たとえば、集中して仕事をしていると、腹も減るし、喉も乾く。人が集中し続けられる時間はおおよそ15分程度である、と誰かの話で聞いた。自分自身の実感としてもそんな気がしている。とくに仕事中は、思い込みで間違いを見落としてしまうことがあるから、「よしできた!」と思っても、できるだけ一呼吸置くようにしている。ひと段落ついた時に、水を飲む。それは意識的に。
水を飲むと、頭の脱水症状のような感覚もすこし和らぐ気がする。コーヒーやお茶は、次から次へとこなしていくような業務の時にはあまり適さないと思っていて、完全に休憩をするときや車での移動中に飲むことが多い。状況によって、求めるパフォーマンスにもっとも効果を発揮する飲み物を選んでいたい。そういう意味では、やっぱり水はオールラウンド・プレーヤーですね。
さあ、どんなボトルに入れよう?
飲み物を入れるボトルは、ほんとうに種類がたくさん。デザインも様々、機能性も色々で、つい目移りしてしまう。たとえば、昔ながらの魔法瓶。コップ付き水筒や、プッシュアップ型の水筒。以前ブログでも紹介したコーヒーボトルのカフア。スターバックスで買えるオリジナルボトルもいいね。はたまた、ペットボトルの再利用なんて方法だってある。まいにち持ち歩くものだから、自分の好きなデザインや、気持ちが上がるものを選ぶことが最良の選択だと思う。あえて、HUMM的におすすめのウォーター・ボトルを紹介させてもらうなら、これ。それは、NALGENE(ナルゲン)。
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NALGENEってなーに
NALGENE(ナルゲン)は、アメリカのニューヨーク州から発信をするMade in USAのボトルメーカー。
Nalgeneは1949年の研究用装備品の開発から始まり、今も変わらずアメリカのニューヨーク州から世界に発信し続けているブランドです。「自然環境に配慮しながら人々の生活をシンプルなものにする」こと。それが、厳選された様々な素材を使い、繰り返し使っていただく人の幅広いニーズ、ライフスタイルに合う商品をNalgeneが作り続けている理由です。純度の高いプラスティックと高い気密性で、アウトドア用として、また、その特徴を活かしたキッチン用保存容器、旅行用の詰め替え容器など、様々な商品を提案し、進化し続けていいます。
https://highmount.jp/list/nalgene/
フォルムがまず、アメリカって感じ。底の直径が約9センチ、高さが20センチそこそこのボテっとした形。そこがいい。それから、カラフルな色、目を引く配色のカラー・ボトルが個人的に、刺さる。
プラスチック臭がしない
ナルゲン・ボトルを使い始めて最初に気がついた点。それは、プラスチック臭がしないこと。安物のボトルにありがちな、匂い移りがほとんど、といっていいくらいに無いのです。これは、水を入れるためのボトルとしては、最も重視したいポイント。
ループが持ち運びに便利
仕事柄、事務所と現場の行ったり来たりなんだけど、書類ファイルを持った手に、ひょいっと引っ掛けられるループが本当に便利。このループが有ると無いとでは大違い。もしもループが無かったのなら、ここまで愛用することはなかったかもしれない。
-20℃〜100℃までの耐冷耐熱温度
つまり、凍らせることもできるし、熱湯を入れることも可能。プロフェッショナル仕様(アウトドア)。
ペットボトルを消費しないので環境に少し優しい
繰り返し使ってエコロジーに少し貢献できます。ちいさいことだけど意識が大切かなと思います。
なにはともあれデザインが秀逸
カラーラインナップが豊富で、定期的に新しい配色のボトルが発表されています。(日本の代理店は、株式会社ハイマウント*公式ページはこちら)それからそれから。同じく公式サイトから、ボトルキャップのみ購入することも可能です。自分だけの組み合わせを楽しめます。毎度のことながら、僕はカスタムできる、とか、モジュール感のある製品に弱いな。
海外音楽レーベルやメーカーの別注ボトルがそそる
エレクトロニック・ミュージック/アートレーベルの、米・Ghostly Internal。
インディペンデント・ミュージックの発信基地として聞き逃すことができない、英・NTS Radio。(こちらは、Brain Deadとのダブルネーム)同じく、英・プリマスのスケートボードショップ flatspot。アウトドア/スポーツメーカーからは、and wander、SO ILLなど。アパレルメーカーからは、CARHARTTとのコラボに、Bape、Supreme、EDWINまで。きっと自分好みのボトルが見つかるナルゲン・ウォーターボトル。あなたの生活にも、一本いかがでしょうか。
ショップ各位、HUMM.とコラボ・ボトルをつくりませんか?
Text: 小佐直寛(Naohiro Kosa)
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