Hiphopレジェンドから、現代のビートメイカーまで今なお、人気が衰えることを知らないサンプラーの名機「AKAI MPC2000XL」。発売から20年近く経ちますので、ボタンの効きが悪いなどの不具合はどうしても起こってきます。
本機のボタンも効きが悪いところが十字キー含め合計で8箇所あり、作業に支障が出るので、分解してタクトスイッチの交換修理をすることにしました。
◯手順
・交換パーツとなるタクトスイッチを入手。(Amazon、10個セットで500円くらい)
・はんだごて、はんだ、ラジオペンチ、ドライバーなどの道具を用意します。
・YOUTUBEなどを見ながら分解していきます。
⭐︎分解で参考にしたのはこの動画
https://www.youtube.com/watch?v=aVgLnbw7mJw
・問題のタクトスイッチのハンダを除去していきます。まずは基盤の裏側からハンダを除去していきます。画像にある銅織のハンダ吸い取り線に移していくイメージです。
・さていよいよ、新しいタクトスイッチを取り付けますよ。
・新しいタクトスイッチも、外す時と同じように基盤の裏側からハンダで取り付け。
・蓋を閉じる前に、再度動作の確認をします。
・蓋を元に戻しネジ締めして、完成です。
所要時間は、90分ほどでした。結構カンタン!
MPC 2000XLは名機ですが、1999年製造と少し古いのでこういうトラブルは付き物のようです。でも、YOUTUBEなどでキーワード検索すると、海外の動画も含めてたくさん出てくるのでビギナーにも修理が出来ました!
もし自分で修理するのが億劫な方は、
「GHOSTINMPC」で修理してもらえます。
カスタムもできるみたいで超かっくいいです。http://ghostinmpc.com
画像引用元 http://ghostinmpc.com/
機材は手に馴染んでいくから、愛着がわいていくもの。古いものはメンテナンスして、いい状態で使っていきたいですよね。MAKE BEATS!!
Text & image : 小佐直寛(Naohiro Kosa)