日本最大級のフリマアプリ「メルカリ」。
普段から使っている方も多いのでは?
登録者数が日本最大級であることと、オークション形式ではないため、出品から売買成立がスピーディに行われるということが特徴です。
中でもファッションや日用品が特によく売れることで有名ですが、本記事では比較的売れにくいとされる「CD」の売り方にスポットを当てています。
CDコレクターである筆者が、2017年8月上旬のメルカリ初回登録日から12月28日現在までの約4ヶ月間で、CD109枚、販売利益 95,571円を売り上げることができた方法を教えます。
※ただし、必ず売れると保証するものではありませんのであしからず。
オールジャンルでの出品は売れにくい
どういうことかというと、出品する音楽のジャンルを絞る方が良いということです。あなたの好きなジャンルは?データベースの情報以外に自分の言葉で人に紹介できるアーティストは?
従来のオークションアプリと違いメルカリの最大の特徴は、商品が売れた後も出品者の販売履歴がプロフィールページに残るという点です。
つまり、検索ワードからたまたま訪問してくれた見込み客が、目当ての商品が売り切れていたとしても「この出品者は他にどんな商品を扱っているのだろう?」とあなたの出品ページを訪れる可能性が高いのです。
そのときに、スマホの画面上(経験上、2スクロール以内)にあらゆるジャンルの商品がバラバラに並んでいては、情報が多すぎて見る気が失せてしまいかねません。
だからこそ筆者はジャンルを絞ることをお勧めします。
ジャンルを自分の得意なものに絞ることで、表示される画面に統一感が生まれ、客は頭の中でそれぞれの商品の関連性を見いだしやすくなります。この思考は「ついで買い」や「まとめ買い」の思考に結びつく良い手助けにもなります。
また、複数のジャンルを出品したい場合は、一つのジャンルが一区切りついた時に別のジャンルをまとめて出品する、などの工夫をすると良いと思います。
正しい情報を掲載する
テレビに出演しているようなメジャーな歌手の作品であれば、商品の説明をほとんど付けなくても売れることがあるかもしれません。
けれど、もしあなたがそうではない作品を出品しようとしているなら、商品の説明は、正しい情報を調べて載せることをお勧めします。
具体的には、
・アーティスト名
・アルバムタイトル
・リリース年
・レーベル(レコード会社)名
・商品固有の型番
・ジャンル などです。
また、国内盤か輸入盤かの記述も重要です。
商品の状態については、メルカリの基準がありますので該当するものを選びます。
画像)メルカリ 商品の状態
すべての情報を集めるために役に立つサイトを紹介します。
Discogs – レコード、CD、カセットテープなどのデータベースとマーケットプレイス
Discogsは世界最大のネットワークがあり、取り扱っていない作品はほとんどないと言えるほどの取扱量があります。
調べたいCDを検索すると、その作品の情報が型番ごとに表示されますので、出品する商品と同じ型番のデータをコピーすれば、間違いありません。
また、マーケットプレイスでは今現在の出品価格が見れますので、値付けの参考になります。Amazon.co.jpのマーケットプレイスでは一部の出品者によって、法外とも言える価格がついていることがありますから、そういった情報に流されないためにも一度Discogsを見ておくことに損はないと思います。
CDの商品写真の撮り方
場合によっては、数十枚単位で出品する可能性がある商品ですので、できる限り同じ条件で写真を撮ることが望ましいと考えます。
具体的には、
カメラ(またはスマホ)に三脚を付けて、同じ角度、同じ距離で写真を撮る。できるなら光の具合も同じに揃える。
メルカリでは最大4枚まで写真を載せることができるので、最大数の4枚すべてに写真を載せます。
1、ジャケット表
2、CD印刷面
3、ブック(歌詞カード)、帯などの印刷物
4、裏ジャケット面
という内容が良いかと思います。
実際に店頭で手に取った時の行動を思い出してみると、写真を載せるべき部分がわかります。
撮影時の背景を統一する
CDを撮影するときに背景を統一しましょう。いつも同じ背景で写真を撮ることで、出品ページ上に数十枚のCDが並んだ時に見事な統一感が出ます。具体的には、
例えば平面に置いて真上から写真を撮る場合は、好きな柄のファブリックを敷き、その上にCDを置きます。
また、立てかけて写真を撮る場合は、ミニイーゼルにCDを載せるというアイデアもいいと思います。
こうすることで、新しく商品を出品した時に、トップページ(ホーム画面)上で他の方が出品した商品に紛れにくくなり、一度でも購入してくださった方が再度、見つけてくれる可能性が高まります。
安易に値下げはしない
これはなにも儲けを優先しろと言っているのではありません。
Discogs・Amazonなどで作品の価値と価格の相場を調べているため必要以上に値段を下げなくても良いという考え方です。
あなたは値下げ交渉をする際、Amazonなどで下調べを行いませんか?
値下げ交渉を持ちかけられた時は、相手は大手サイトのマーケットプレイス最安値を知っているという前提で交渉に臨むべきです。
きちんと交渉するためにも、上記に書いた「正しい情報を掲載する」ということが大切なのです。
そして、前記した通り、メルカリは商品が売り切れた後も、プロフィールページに商品情報が残ります。(※一定期間を過ぎると削除することも可能)
どんな作品をいくらで販売したのかを客はいつでも見ることができるということです。
あなたのページのブランディングのためにも、不要な情報は残すべきではないということです。
メルカリのフォロー機能
メルカリには出品者を「フォローする」という機能があります。また、メルカリは従来のオークションサイトよりも気軽にコメントがつきやすい点が挙げられます。ここでしっかりとコミュニケーションをとることができます。
あくまでも一例ですが、ここで提案したような工夫を凝らしてフォロワーを生み出し、信頼できるフォロワーと一緒にメルカリの商品ページを育てていけたら素敵ですね。
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