ブラジル新世代と称されるルーカス・サンターナが2012年に発表した本作は、あくまでもSSW作品であることを軸に置いている。ダンスミュージックからの影響はビートに捻りを与えており、さながら万華鏡のように色彩を変える。しかし、アルバム全体を覆っているメランコリックな情景はやはりサンターナの歌声によるものが大きく、深みのある伝統的なブラジリアン・ミュージックを堪能出来る。現代ブラジル音楽の重要なマイルストーンとなっている本作。未聴の方にはぜひ聴いていただきたいアルバム。CD[Amazon.co.jp]
レコードコレクトの記録 vol.008 ”Lucas Santtana – The God Who Devastates Also Cures”

