こちらのlivedoorの記事、読んだことありますか?
アナログレコード好きの探求から、cassette tapeにも自然と関心が移っていき、自分でもビートテープとか、ミックステープをつくってみたいなあと思って、ググっているときに知りました。納富さん(heavenless2100氏)のテープ作りの愛情へのリスペクトがギュッと詰まった素晴らしい記事です。
平成を過ぎ、時代は令和になったこの大型連休に、敢えてテープ作りってどう?ラベルに(立体風の文字を駆使したり)「マイ・ベスト’19〜GW〜」って書いたりして、懐かしんでみようかな?というのが、この記事の趣旨です。
(※ただーし、実は20代前半の読者も多いフームmagazine 、80年代までの我々だけが楽しい記事にならないよう、努力します。)
何をテープにするか
CD/レコードラックを漁りながらふと思った。カセットリリースのない作品をテープにするのは上記の記事のマナーに沿っているし、初めてのテープ作りには良い出発だと思う。はたまた、懐かしの「マイベスト」的なオリジナルミックスを作るのもいい。どうせやるなら選曲も凝ったものにしたい。ただ、待てよ‥うちはDJできるようなミキサーは無いし、GW中、日中はやっぱり家族でお出かけやドライブをすることがほとんど。聴く機会と言ってもカーステには、カセットプレイヤーが付いていないから聴くこともなさそう、せっかく作っても本当に自己満足で終わってしまうなあ。ウーム。
過去の作品の掘り起こし
そんな風に色々と想像していたら、古いけど、自分の作品があることに思い当たる。今から10年前にリリースしたNil.Team Nest名義の1stアルバム。自己出資で製作しリリースしたものである上に、著作権も100%自分で持っている。方々に許可をとって回る必要もないので、デザインさえ決まればこのGW中には、録音して作品として発信することも可能だ、ということでこの路線に決定!決まったら即行動。
Just Do It.
録音時間の制約
生テープ(Blank Tape)は試しに10本、小口販売をしてくれる業者からすでに手に入れていたので手元にあった。ただ、発注したときは、何を録音するか?ということは決めていなかったのでC−30(片面15分間の録音)のテープを購入していた。他の選択肢は、C−10(片面5分)、C−20(片面10分)、C−46(片面23分)、C−90(片面45分)があった。余談だけど、何で46分テープだけ半端なんだろう?昔から不思議に思っている。また調べてみよう。
ところで、YouTubeやSoundcloudで、いくらでも手軽に音楽が聴けるのが当たり前のこの時代。60分を超えるような録音時間の長いテープって最後まで聴きとおすことなど殆ど無いかもしれない。レコードと比べてみるテープの良さって、手軽であること。それにダビングが簡単にできる上に、持ち運びが容易なこと。
そういう長所をしっかり活かすことが出来れば、「今」のフレッシュな気分を発信するにはいいデバイスだと思う。だから、僕がやりたいことのためには、テープの録音可能時間は短ければ、短いほどいい。
録音時間の計算
さて、今回テープ録音するのは手前味噌の「WelcomeHome – Nil.team nest」。オリジナルの収録時間は、計42分。全部は収録できないので、曲数を減らし、この際なので曲順も考え直す。片面15分に収まるように、なおかつ自然な曲順となるように、あれこれ考えた。こういう時間は本当に楽しい。なお、時間の計算をするのにこのAppが役に立った。無料なのでぜひ使ってみてほしい。Quackstroの「時間・分電卓Lite」
本日の記事はここまでです。マイ・テープつくりの取っ掛かりを書き留めました。次の記事では、カセットへの録音、ジャケットのデザインなどについて書きたいと思います。以上!
Text : 小佐直寛(Naohiro Kosa)
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